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忍法と修行

忍者は、今流行りの「遺伝子操作されて生まれた超人」でも「実はランクSだけど面倒だからランクBで申請」でもありません。物心付くかどうかの頃から修行を積み重ねて、忍者としての能力と心構えを備えていくのです。それはかなり厳しい修行だったのかもしれません。

忍者の修行について

忍者は、子供から大人まで常日頃から修行を積み重ねています。「一日休めば取り戻すのに三日掛かり、三日休めば一週間掛かる」というように、鍛錬は出来るだけ一日たりとも休まないようにするのが基本だからです。それに子供の頃から修行を積み重ねていくことで、修行に対する苦手意識を克服させる狙いもあるのです。忍者の修行の内容はトリッキーなものばかりではなく、非常に理の通ったものもあるのです。

忍者になるための修行の内容

忍者になるために要求される能力は幾つかあります。忍者の修行はそういった必要な能力を鍛え上げるためのものなのです。

脚力・跳躍力

忍者の能力で最たるものはやはり脚力です。ただ速く走れるようになる筋力だけでなく、自分の足音を完全に消す歩き方などをこなすための感覚的な部分も鍛え上げているのです。また高くジャンプするための跳躍力も忍者に必要な能力です。追われているときはいちいち梯子を掛けるわけにはいかないのです。

視力

忍者は狩人と同じくらいに視力を大切にしています。遠くを見るのに望遠鏡を持ち歩くより、自分自身の目で見たほうが早いし余計な荷物を持たなくて良いからです。忍者は動体視力など総合的に視力を鍛え上げます。目が良くなれば、遠くから相手の様子を伺いやすくなりますし、相手の攻撃を避けやすくなり生存可能性がぐんと高まるのです。

洞察力

忍者にとって、現場での判断を間違えることは命に関わってきます。現場の判断で臨機応変に変化する状況に対応していかなければならないからです。そういった判断を行うために必要になってくるのが洞察力です。状況を正確に把握し、変化の兆候を見極め、状況に応じた方法を数種類用意できるといった洞察力を磨くことは、忍者にとって必須なのです。

記憶力

忍者が持ち帰る情報というものは、常に有形のものではありません。信頼性の高い書簡を奪取できれば最良ですが、場合によっては盗み聞きした話を持ち帰らなければならないのです。その為、誰が何を話したかといった情報を記憶していられるだけの記憶力が要求されます。それに、忍者にとって必須科目である暗号や符牒を記憶することも重要です。忍者は記憶力も要求されるのです。

肺活量

忍者にとって、肺活量は必要な能力の一つといえます。水遁の術や火遁の術を行ったときだけでなく、追っ手の忍者に風上から何らかの薬を撒かれた場合など長時間息を止めていなければならない状況もあるからです。それに、肺活量が強いということは一度の呼吸で取り込める酸素の量が多いということでもあり、全身を酷使する機会が多い忍者にとって疲労を回復させる能力が強くなるという利点があるのです。

歩法

忍者の最大の特徴であるのが、「歩き方」です。俗に言う「抜き足差し足忍び足」は、忍者の独特の歩法である「足並み十法」に示されている足音を立てにくい歩き方を並べたものなのです。また、忍者は「忍歩」と呼ばれる独特の歩法を持っており、普通に歩くよりも効率よく長距離を行くことが出来るといわれています。これらの歩法も、日々の修行によって身に付けていくのです。

現代から見た忍者の修行

では、忍者の行ってきた修行は現代のスポーツ科学などの観点から見てどのような効果があるのでしょうか?

脚力強化の修行

まず、速く走れるようになる修行やジャンプ力を鍛える修行から考えていきましょう。忍者は長く垂らした布や胸に当てた笠が地面に落ちないように速く走る修行を行っています。これは、「自分の出せる最高速度」と「最高速度をどのくらい保っていられるか」の二点を自分で把握するのにもってこいであるといえます。布や笠は目に見える目標なのです。目標が自分にも他人にも一目瞭然な状態なら手を抜くことが出来なくなるからです。修行自体が毎日反復する性質のものなので、自分の成長を把握することが出来るという利点もあるのです。

跳躍力強化の修行

忍者が跳躍力を鍛えるためには、生長の早い麻などを植えてその上を毎日飛び越えるという修行を行います。麻は外国の生長の早い種類では3〜4ヶ月ほどで4m前後まで生長します。この生長の速さは、一日あたりに換算すると3.333…cmになります。この数値は外国に生息している麻のものなので、現実には違いますが大体のところ一日あたり2cmずつハードルが高くなると考えてよいでしょう。気付かないうちにハードルが上がっていくことで、自分の限界もまた引き上げられていくという理想的なトレーニングであるといえますが、現代では麻の栽培自体が規制されているので現実的でないのは確かです。

視力強化の修行

忍者は、通常の視力強化だけでなく夜目が利くようにする修行を積み重ねています。忍者が行ってきたという視力強化の修行の内容はあまり正確に伝わってはいないのですが現代における視力トレーニングから考えていきましょう。トレーニングによって視力が回復するのは、目の中にあるレンズのピントを合わせるために使う筋肉が鍛えられるからです。忍者が行う視力強化の修行にも、現代の視力回復トレーニングと同じ効果があるものと考えてよいでしょう。忍者は日々の修行以外にも、食生活の観点から視力を高める工夫を行っていたとも言われています。

洞察力強化の修行

洞察力は、肉体を鍛えるだけでは磨かれないものです。その為、忍者は肉体鍛錬だけでなく様々な勉強もしています。洞察力を磨くための訓練としては、兵法などの座学や実地演習などがあります。実地演習の場合、何が起こりうるかを正確に把握しなければならないため、洞察力だけでなく度胸や応用力を磨く効果があります。忍者にまつわるエピソードの中には、こうした実地演習に関する話も存在しています。

記憶力強化の修行

現代科学では、人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の二種類があると言われています。体験したこと全ては一度短期記憶として蓄積された後、短期記憶の一部が長期記憶に変換されるという仕組みになっています。忍者は独自の記憶術で勉強した内容を覚えていたと言われていますが、任務で得た情報を確実に覚えておきたい時は自分の手を刃物で傷つけて覚えたと言われています。つまり、傷の痛みと情報を関連させることで忘れにくくするのです。

肺活量強化の修行

人間の肺活量は、横隔膜の強さによって決まると言われています。横隔膜が広がることによって、肺が空気を蓄えるためのスペースが確保されるのです。横隔膜の強化を行うには、通常の筋肉トレーニングではなく呼吸法が効果的といわれています。忍者は「二重息吹」と呼ばれる独自の呼吸法によって横隔膜を鍛え、効果的に呼吸する技術を持っています。

歩法の修行

スポーツ分野において、明治時代以前に日本人が行っていた「ナンバ歩き」が脚光を浴びています。和服を着るのが当たり前だった時代は、現代の西洋式に腰の捻転で足を前に出す歩き方はしていなかったのです。ナンバ歩きは右手と右足、左手と左足と言うように踏み出す足と体をあわせる独特の歩法ですが、西洋式歩法と違い腰の動きがほとんど無いため疲れにくく脳の活性化にも効果があると言われています。忍者の忍歩も、ナンバ歩きをさらに練り上げたものであると考えることが出来ます。疲れにくいナンバ歩きは、忍者にとって格好の歩法だったのです。

現代における忍者修行

現代では、忍者になるための修行はレクリエーションの一種として観光地や学校の授業に取り入れられ行われています。修行といっても、毎日行うものではなく遊びの一環として行われるものなので毎日行えば忍者になれると言うものではなくなっています。それは逆に言えば、現代の日本は忍者を必要としないということでもあり少々寂しい気もします。

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